管理ドキュメント2

前回のエントリー12/7 管理ドキュメントの続き。
今回のプロジェクトで運用するドキュメントについて。

  1. Trac
  2. 要件管理表
  3. 課題管理表
  4. 問題管理表
  5. 問い合わせ表
  6. EVMスケジュール

要件・課題・問題管理表

ExcelReportExport

以前のエントリータスク管理の方法でsyo様より紹介頂いた「チケットをExcelに出力するプラグイン」(http://syo.cocolog-nifty.com/freely/trac_excelreportexport.html)を使ってみた。
コマンドプロンプトを開き、解凍後に作成されるディレクトリに移動し、「python setup.py install」でインストール。(後で調べなおしたら(http://discypus.jp/trac/sandbox/wiki/TracPlugins)、eggファイルなるものを先に作るらしい。けど、作らなくても使えてる。)

感想

結論としては、これを使えば管理表3種を別で作成する手間が省けそう。
Excelに出力される帳票はカスタムクエリの検索結果なので、分類で絞り込めば「要件だけ出したい、課題だけ出したい、課題と問題だけ出したい。」という要求にも簡単に対応できる。
ユーザーの我儘を言わせてもらえば、出力対象のカラムが指定できると出力後の手直し作業が減るので、あれば助かるな、と。

レイアウトに関して、少し利用者側の工夫がいるかも。
これはExcelの仕様の話なので、プラグインの問題じゃないんだけど、一つのセルに長文が入っちゃうと縦に長くなっちゃって、場合によっては画面に表示されてるのが2チケット分くらいの情報量になってしまう。今は、チケットの説明やコメントに、メール本文のコピーを貼ってるので、どうしても長くなりがちになってしまう問題がある。出力したそのままだと、一覧性が良くないという問題。


チケット一覧のサマリ情報と、チケットの詳細情報を別にしたらどうだろう。「サマリ情報として1シート、チケットの詳細情報としてN個のシート」にして、相互参照。
この資料を使う会議で、どこまで詳細な情報を必要としているの?っていうところがグレーだから、分割型の方がいい、とは言い切れないし、対応するにしてもプラグインの修正が必要でちょっと敷居が高い。


現在の構成をそのまま使う場合、「長くなりがちなコメントは非表示(必要に応じて表示)」にした上、「チケットの説明を簡略化」すれば、縦にビロ〜ンと伸びるのを回避できそう。メールなり議事録なりの必要最低限の部分だけ編集して、説明に書くようにして容量を減らす。根本解決にはなってない気はするけど。

というわけで、また来週から試行錯誤。

問い合わせ表

これも、チケットの分類で「問い合わせ」というのを作って、いくつかカスタムフィールドつくって、Excel出力しちゃえばいらなくない?と思った。プラグインでカスタムフィールドの出力ができるかは実験する必要がある。チケットのコメントは履歴そのものだから、問い合わせの経緯を追うのも楽だよね。それをサマリしちゃえばいい。


次はEVM。